ブログ

    コルクの秘密は【空気層】にあり

　無垢フローリング用の一般的な木材と比較した際のコルク材最大の特徴として、細胞内の「極小の空気層」が挙げられます。コルク樹皮は1㎡あたり約4000万個もの蜂の巣型細胞で構成されており、そのひとつひとつに空気が充てんされているのです。

　そしてその独特の構造が、コルク材、そしてコルク材から作られるフローリングに対し

「より静か」で

「より衝撃に強く」

「より歩行が快適」で

「より健康的」

そして 「より暖かい」

という5つのメリットをもたらします。

   メリット①【より静か】であること

    メリット②【より衝撃に強い】空間を

   メリット③【より快適な歩行】が出来る床

　空気層がコルク床材にもたらす弾力性は、転倒など衝撃の吸収性だけでなく、日常の歩行時にもその効果を発揮します。スペインのIBV生体力学研究所によって、異なる複数の床材の上を45分歩いた際にコルク床材が最も快適であるとの結果が示されています。

　快適に歩行できるということは体への負担が少ないことを意味します。硬すぎる床はもとより、柔らかいカーペットの上でも沈み込みで意外と疲労するものです。コルクの床はラミネート～カーペットの中間の硬さを持つことが硬さ試験で示されており、疲れにくい最適な硬さの床材としてお勧めすることができます。

   メリット⑤寒い日にも【より暖かい】床を

  空気層の存在によって、コルクフローリングはそれ自体が天然の断熱材の役割をも果たします。内部の空気が熱を蓄えるため木材よりエネルギーが分散しにくく、手触りを比べると木製フローリングよりも格段に暖かく感じられます。天然素材のため夏場も暑すぎることはなく、サラっとした肌触りをご提供します。

　次回は「第4回：施工手間を大幅削減…【Corklock】とは」をお届けします。

輸入建材カタログをご用意しました。

サッシやドア、モールディング、フローリング、キッチンなど、国産品では見つける事が出来ない
高性能で意匠性が高い輸入建材をご紹介しております。
より詳しい情報を知りたいという方は是非チェックしてみてください。